「美味しい」へのこだわり

創業70余年の老舗の水産加工会社として、
皆さまに愛される商品をお届けするために“こだわり”を
持ち続けて商品づくりを行っております。

原材料への
こだわり

 良質の素材を使用するからこそ、“良質で美味しい”水産加工品をつくることができると私たちは信じています。その信念をもとに原材料選定に私たちは惜しみなく時間を費やします。
 日本近海の魚から海外遠洋の魚まで、私たちの設定した厳しい基準を満たす魚介を厳選しております。新鮮で脂のりが良いのはもちろん、安全で安心してお召し上がりいただける魚介を使用しております。

原材料の選定

 現地パッカー(冷凍原料生産業者)に委ねるのではなく、インポーター(輸入業者)専属のテクニシャン(熟練した検品員)や当社から派遣したスタッフを現地に配置して、鮮度・サイズ・脂質などの基準を現地にて確認し、当社の求める高い品質をクリアした原料のみを買付けしております。

※例えば、“みりん干し”用の輸入サバは、極寒の北欧にて最も脂の乗る9月初旬から1月下旬までに漁獲された1匹あたりのサイズが300~500gの原料を買付けしております。選定に際しては、水揚げ船ごとに検体を実施して管理します。水揚げされたサバをランダムに選び、切り開き、自らの手で鮮度や脂質の確認をします。身のかたさや打ち身の状況で“鮮度”の状態を確認し、脂質にブレがないかを手で触って確認をします。最も良質の状態のものを年間分まとめて買付けすることで、通年で安定した品質の商品を提供することができます。

 

鮮度管理への
こだわり

 獲れたての“鮮度”と“美味しさ”を保つため、原材料の解凍から一次加工・製品加工、そして出荷まで一貫した「温度管理」を実施して魚介の鮮度を落とすことなく美味しく仕上げております。

●当社の定めた厳格な温度基準で各工程の温度設定を行っております。
●各工程での温度は、データとして記録して商品の製造管理を行っております。

加工への
こだわり

 創業七十余年を迎える当社には、主力である『みりん干し』から『漬魚』『酢〆』に至るまで、魚介および水産加工についての“伝統が生み出したノウハウ”があります。
 魚介を加工処理する際に使用します、醤油・塩・砂糖・味噌など全ての原材料の調達に対しても、その品質に決して妥協することはありません。こだわった原材料と調味料を、こだわりを持った私たちが手間を惜しまず、時間を掛けて加工します。
 魚介を加工処理する際に使用します、醤油・塩・砂糖・味噌など全ての原材料の調達に対しても、その品質に決して妥協することはありません。こだわった原材料と調味料を、こだわりを持った私たちが手間を惜しまず、時間を掛けて加工します。

●切身処理・トリーミング・攪拌(かくはん)・たれ塗り・塩ふり・酢漬け・炙り焼きなどの工程は“職人の手”によって丁寧に実施しております。

●漬け込み・乾燥はじっくりと時間を掛けて行います。完成を急ぐのではなく、魚介の中までじっくり浸透させ、そして熟成させて仕上げていきます。季節や天候といった外部要因の変動により湿度が日々変化してしまいますので、各工場の責任者と力量検定に合格した専任者(「マイスター制度」を導入)が常に確認を行い、乾燥時間を微調整して高品質の商品をつくりだしております。
 “みりん干し”の品質を決める乾燥工程では、冷風でゆっくりと時間をかけて干し上げられることにより魚の中から適度に水分が取り除かれ、魚本来が持つ旨味を凝縮させていきます。ゆっくりと時間をかけて干しあげているので、焼き上げた後も身はしっとりとしていて、食べる時にも中からじんわりと旨味がしみ出てくるのがフジダイ商品の特徴です。

たれ造りへの
こだわり

 調味液づくりで使用する「醤油」「塩」「砂糖」「味噌」などの原材料も、こだわりを持って調達しております。伝統が生み出す“美味しさ”がここにあります。魚種や使用する魚介の状況に応じて、細やかな調整を行い、最高の“たれ”をつくりあげています。料理として出来上がったときの見た目にもきれいな“照り”が生まれる理由もこの“たれ”に秘密があります。

商品開発への
こだわり

 創業来、“美味しさ”を追求して「挑戦」を行い続けております。“より美味しい”商品づくりに向けた商品改良の他、一般的に食されている魚介だけではなく、新たな魚種を使用した商品開発も積極的に取組んでいます。長年にわたるこの取組みが「日本初商品」や「ヒット商品」を生み出す結果となっております。


H22年販売開始の「電子レンジ調理」対応商品は、耐熱容器を使用した電子レンジ調理対応・シリーズ化した商品提供と しては国内“初”のものとなります。スーパーからのお客様の声から開発を始めます。資材メーカーとの専用トレ-の開発、 メーカー各社の電子レンジを取り揃えて何度も試作実験を 繰り返して商品を開発、現在では適正な加熱時間なども計測して商品パッケージに掲載しております。

品質管理への
こだわり

 私たちの使命の大前提にあることは「安全・安心の食品」を届けることです。衛生・品質管理を徹底した工場では、充実した設備と作業システムで工程管理を行い、さらに作業に関わるすべての者が高い意識を持って取り組んでおります。
 当社商品はすべて「トレーサビリティ管理」の商品管理を行っており、出荷先の商品は「いつ・どこのラインで製造されたものであるか」「その商品の原材料はいつ・どこの漁場で水揚げされた魚介を使用しているのか」を管理し、皆さまに安心・安全の食品をお届けしております。

 また、現在は各商品において、食品表示法の新基準に準拠してラベルへの「栄養成分表示」を始めております。一括貼布表示(食品ラベル)には、“アレルゲン”表示・“栄養成分”表示の他、健康増進に配慮して“オメガ3脂肪酸”の“DHA(ドコサヘキサエン酸)”“EPA(エイコサペンタエン酸)”の含有量も表示しております。皆さまに安心して商品を手にしていただけるよう、これからも品質管理を徹底してまいります。